ゆうちょからゆうちょ銀行同士の振込方法【くわしく】手数料・反映は
ゆうちょ銀行同士の振込みのやり方を解説します。 まずは基礎知識から説明をし、その後に手順をくわしくご説明します。
またゆうちょで
ゆうちょの口座から相手のの口座にお金を送ることを
「振込」ではなく「振替(ふりかえ)」といいますが、
ここでは一般の銀行でも使い慣れた「振込」という言葉で統一します。
基礎知識
ゆうちょ同士の振込み(自分 ゆうちょ →相手 ゆうちょ にお金を送る)はできるか?
→できる・ゆうちょ銀行ATMと窓口から、どちらも可能
手数料はいくらか?
→ATM 月に1回までの振込手数料は無料・2回目からは 125円
→窓口 146円
「電信振替 - ゆうちょ銀行」
振込の情報が反映されるのはいつか?
→ゆうちょ同士なら振込後にすぐ反映
土日やゆうちょ銀行の営業時間外でのATM振込も反映
どこの場所でゆうちょ同士の振込ができるか?
→ゆうちょ銀行のATM・郵便局の貯金窓口・ゆうちょダイレクト
→ファミリーマートやスーパーなどにある「ゆうちょATM」
→他の銀行のATMからはできない
ゆうちょ銀行のATMでの振込には、何が必要か
→キャッシュカード発行済みの「ゆうちょ銀行口座」を口座開設しておき
→ATMにキャッシュカードか通帳(暗証番号に対応させた通帳)を持っていく必要
窓口での振込は?
→ゆうちょの口座はあるが、キャッシュカードを作っていない人(カードがないと、ATMでできない。もちろんカードはあるが、窓口でやりたい人も)
→届け出印と通帳を持参する
ATMやゆうちょ銀行窓口の営業時間
→平日の昼間でなく、夜や土日なら営業時間外もある
「店舗の検索」
コンビニでは、ゆうちょ同士の振込みはできるか?
→セブンイレブン~できない・ローソン~できない
ファミリーマート ~イーネットのATMではできない(一部店舗にあるゆうちょATMでは可能)
必要な振込相手のゆうちょの情報
①記号番号もしくは店名 ②口座番号 ③振り込み金額
これらは確認しておきたい基礎知識としてまずご案内しました。体験談も解説します。
手順
ゆうちょ銀行ATMからの振替
まずは郵便局の入り口付近などにある、ゆうちょ銀行のATMに行きます。
そしてATMの画面を見ると、どの取引をしたいかの画面が出ます。 「ご送金」というボタンを押します。
次に自分のゆうちょの口座から、相手のゆうちょの口座に振り込みたいので、
「ゆうちょ口座へのご送金」というボタンを押します
その次に、「振込詐欺に注意」という内容の画面と、 振替をした際に、依頼人名を知らせるというお知らせの画面が出てくるので それぞれを「確認」というボタンを押します。そうすると
「カード」もしくは「通帳」を入れてください、という画面が出ます。
暗証番号を入れてください、と入力画面が出ます。
暗証番号を入れ終わったら、次に相手の「記号番号」か「店名」を入れる画面が出ます。記号か店名どちらかの情報を入れて進めていきます。僕は「記号番号」を入力しました。
記号を入力します。確認のボタンを押します。もし間違えたら「訂正」のボタンを押すと、やり直しになります。
終わると、続いて「番号」の入力画面に変わります。
そして、相手に送りたいお金の金額です。
終わって確認ボタンを押すと、「金額は合っていますか」と確認画面が出ます。
次に、お金を送った後に、相手に知らされる「依頼人名はこのままでいいですか?」 と出ます。
自分の名前が出てきますが、特に変更がなければ、そのままさらに「確認」を押して進めます。
最後に、振り込みする相手の名前や金額の確認画面が出てきますので、問題がなければこのまま「確認」を押します。これで終わりです。
最後にカードを受け取ってください、と出ます。
カードと取引明細を受け取ったら、終わりになります。
くわしく
振込の際に、必要な情報
→「3桁の店名もしくは5ケタの記号番号 + 番号」で振込みができる
ゆうちょ同士の振込みに必要な相手の情報は上になります。
普通の銀行同士の振込だと、相手の銀行の「支店名+口座番号」となりますが、
ちょっとややこしいですが、ゆうちょ同士での振り込みの場合は
「店名もしくは記号」という番号の他に
相手の番号(口座番号)の2つがいります。
それにプラスして確認のために
③ 相手の名前
も知っておくといいでしょう。
参考までに、カードと通帳のどこにこれらが書いてあるかといえば、
「ゆうちょ銀のキャッシュカード」ならカードの表の部分に記号と番号が書いてあります。
通帳では、どこに書いてあるかといえば
1ページめくったところに書いてあります。
①3桁の店名+番号
②5桁の記号+番号
①か②のどちらかの情報のセットを使って、振込を行ないます。
振込先の相手が知らせてきた番号が
3桁なら「店名」という番号
で
5桁なら「記号」
になります。
ATMを操作していて、「あれ5桁の番号を入れないといけないのに、知らせてきた番号は3桁だ」などと
勘違いをしないようにしたいです。
もし3桁の番号なら、「店名」なので
の箇所を入力します。
また店名を、記号番号に変換できるページもゆうちょで用意されています
「記号・番号への変換」ー ゆうちょ銀行
もし迷いそうなら、あらかじめ変換してメモをしておくといいかもしれません。
手数料はいくら?
→ATMでは月に1回まで無料 2回目以降 125円
→窓口 146円
「電信振替の料金」
手数料は、上記の通りです。
ATMからは月に1回までは無料、それ以降は125円かかります。
手数料がかかっても、普通の銀行の、振込手数料よりは割安ですから、もし銀行を選べるなら、ゆうちょ技能を選択してみるのも1つかもしれません。
振込はすぐに反映される
通常、三菱UFJやみずほ銀行などの普通の銀行同士の振込みだと、営業時間外だと、夜や土日に振込をすると
振込の反映が「翌営業日」などとズレることもあります。
でも、ゆうちょ同士の振込みである場合、システムメンテナンス中などでなければ、通常は振込後にすぐに相手にお金が届くようになっています。
ゆうちょ銀行の窓口が休みになっている
営業時間外や土曜日・日曜日・祝日などでもです。
ゆうちょ同士だと、同じゆうちょ銀行のシステムを使うことになるので、その関係で早い、とも言われています。祝日もすぐに反映されるようです。
口座の残高が振り込むお金より足りなければ、最初に「預け入れ」をする
上の手順では省略しましたが、もし振り込みたいお金がまだゆうちょの口座に入っていない場合は
まず入金
「預け入れ」
をしましょう。
参考 「ゆうちょ預け入れの方法」
他
土日はゆうちょ同士の振込ができるか
→できる
土日も郵便局にドアを分けて設置されているゆうちょのATMはやっている時間があるので、ATMが稼働していれば、振り込みもできます。
しかし、小さめな郵便局だと、土日にATMが閉まる時間もあるので、心配なら事前に営業時間を確認しておいた方がいいです。
参考 「店舗・ATMの検索」
例えば、滋賀県の彦根須越郵便局 は
ATMが
土曜日は、9時~12時半まで
日曜日は、休み
となっています。ATMの営業時間は郵便局によって違うので心配なら念のため調べてから行くと良いです。
なお、ゆうちょのネットバンク 「ゆうちょダイレクト」なら、ATMの営業時間に関係なく、振り込みが可能です。
「ゆうちょダイレクト」
コンビニからゆうちょ同士の振込はできるか?
→できない セブンイレブン・ローソン・ファミマのイーネットATM
→できる ファミマのゆうちょATM
コンビニからのゆうちょ同士の振込はできる所とできない所があります。このうち
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート(イーネットATM)
から出来ません。
主要どころのコンビニではできないのが残念です。
ファミリーマートのうち
「緑色のゆうちょATMが設置されている店舗」
であれば出来ます。
「ゆうちょATMの案内」
ゆうちょ同士の場合に、振込に限度額はあるか?
→ATM 50万円・窓口 限度額なし
ATMの限度額の「50万円」は初期値で、窓口で限度額の変更の手続きをすれば、 限度額のアップもできるようです。
ゆうちょの通帳はあるが、キャッシュカードがない場合
→通帳を使って、ATMでの振込ができない
ゆうちょは他の銀行と違い、ATMにおいて
キャッシュカードを使わず、通帳を入れて振込
ができます。
これには条件があって、
キャッシュカードと暗証番号の設定
をした口座になります。
振込がすぐに反映されていない。考えられる原因は?
→送金の機能がついてない・貯金専用の口座だった(どちらかが)
→ATMやゆうちょダイレクトでの操作を何か間違って振込ができてなかった
→振り込み側に、お金が入っておらず残高不足
→ゆうちょ以外の、都市銀行・地方銀行のATMを利用していた
→どちらかの口座が凍結されていた
→総合口座(1から始まる口座の種類)から、ATMから現金だけで振りこみをしようとしていた
など
もしどうしてもだめな場合は、ゆうちょ銀行の問い合わせセンターに連絡をするのも1つです。
参考
「5桁 ○○○○○ - 8桁○○○○○○○○ の番号の羅列」を相手から教えられた。これは何?
→振り込みに必要な 記号 と 番号の情報
キャッシュカードにもこの5桁と8桁の番号の羅列が表に書いてあります。
もし相手が振込先の情報で、このように知らせてきた場合は、記号と番号の情報の可能性が高いです。