子供赤ちゃん 風邪症状と特徴【わかる】ゼーゼー下痢・吐く発疹

子供は大人と比べて体も小さく免疫力も弱いので、親がひく風邪とちがった特徴があります。


「子供が突然吐いた、咳がひどい」と最初はびっくりしてしまいますが、

子供の風邪の特徴をあらかじめ知っておきましょう。




子供の風邪の特徴



・症状が進むのが早い。治りも早め


・下痢や吐くの消化器の症状が出やすい


・熱が出やすい


・水分が失われやすい


・発疹(ほっしん)が出る場合がある


・けいれんを伴う場合がある


・ゼーゼーとした苦しい呼吸をしやすい


・移りやすい。他の病気に移行しやすい


・全身症状が出やすい


になります。

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熱が出やすい



子供が風邪をひくと熱が出やすいです。



理由は体の温度調整の機能、コタツやオーブンの温度の調整のボタンみたいなもの


が大人にくらべまだ未発達なためです。そのため熱が上がりやすいのです。


また子供は成長が著しく新陳代謝も活発なため


エネルギーを作る力も強く体温が高めなのもあります。平熱の体温が37度近い子供もいます。



けいれんを伴う場合がある



熱性けいれんといって熱が上がり始めた時にブルブルと震えだす子もいます。


お兄ちゃんお姉ちゃん、親に過去に熱性けいれんを起こした人がいると起こしやすい傾向にあります。


けいれんが数分続いたり、1日に何度か起こすようなら注意が必要です。



下痢や吐く



赤ちゃんや小さな子供は胃や腸の消火器もまだ未発達です。

これが吐いたり下痢の原因となります。




水分  脱水症状に注意




大人とくらべて水分が外に出ていきやすいです。



大人より水分のとる量も多いです。成人で体重の半分程度ですが赤ちゃんは7割くらいの数字です。



腎臓が未発達でおしっこの量が乳児だと2~3倍出ますし、肺や皮膚から水分が放出される率も2倍あります。



また吐く、下痢の便からも大人より水分の含む量が多いです。


ですから風邪にかかったら「脱水症状」にならないよう見守ってください。


特に赤ちゃんが下痢や吐く回数が多いにもかかわらず




・水や母乳、ミルク


をあまり飲みたがらなければ、脱水症状になりやすいです。なる前に病院に連れて行き治療を受けたいです。


なるとぐったりして動きが鈍くなります。

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水分補給は


・水、お茶類


下痢や吐き気がひどいのなら、体内から栄養分も出てしまってますから


・ポカリのなどのアルカリ飲料水

は成分の補給に役立ちます。




下痢がひどい時は

・アップルジュース


はりんごの成分に便を硬くしやすいので良いです。


吐くのがひどい時は、飲ませたのも吐くかもしれません。


グビグビと大量に飲ませるより少し時間を空けます。ちょっとの量を飲ませて、受けつけるならば30分ごとにあげていきます。




発疹(ほっしん)




風邪とよく似た症状の風邪の親戚のような病気にかかると発疹がでます。


はしか、水ぼうそう、手足口病、りんごほっぺ病などです。


初期症状は風邪とおなじく咳・熱・鼻水ですが、やがて体にポツポツができます。



ゼーゼー




特に赤ちゃんはのどの発達がまだ十分でないため、せきが出ると喉が炎症しやすくなり

炎症のために呼吸の音が「ゼーゼー」とした音が出たりします。


鼻もまだちゃんと成長しておらず小さく、鼻の中の空気をとおす空間もせまく呼吸が乱れやすいです。



移りやすい




抵抗力が弱いですから、家族、親や幼稚園や小学校に上がれば周りの友達から、兄弟間で風邪がうつってしまいやすいです。


また風邪以外にも、肺炎、髄膜炎、インフルエンザ、中耳炎も感染しやすいですから注意が必要です。

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