インフルエンザ脳症の初期症状・原因【後遺症と子供解熱剤×】

インフルエンザ脳症についてくわしく解説します。



インフルエンザ脳症とは?原因も


インフルエンザと一緒にかかる恐れがある合併症。


1歳~5歳までの乳幼児におき重篤化しやすいパターン。


治療が行き届かず、対処が遅いと10~30%くらいが死亡するデータも報告されています。


季節性インフルエンザで多く報告がありますが、新型での感染例も報告されています。



〇原因は?

はっきりしたメカニズムはまだ解明されていません。


ですがウイルスが子供の体内に入った後に、それをガードしようとする免疫の反応が


あまりに強く出過ぎて、脳がはれてしまうために起こるとも言われています。

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死亡率や後遺症ときっかけ


かかって10~30%くらいの人が亡くなったという数値もあります。


後遺症が出た人は4分の1の25%。ですから半分の子が何らかの大きな影響をうけるので怖いのです。


・順調にすくすく育っていたのに、発症後に知的障害になった

・長期の入院が必要となった

・言語に障害がでた

・手を伸ばしても動かない

・手を動かしてもびくっと伸びてしまう

・てんかん持ちになった

・嚥下(食べ物の飲み込み)に障害が出て、肺炎にかかりやすくなった


といった障害がおこった子もいます。



〇きっかけはアスピリン入りの解熱剤の服用の情報も

→インフルエンザと風邪薬のページでも解説した通り

・小さな子供に風邪薬を安易に飲ませるのは危険


ですから注意して下さい。



・アスピリン入りの解熱剤

は脳症を誘発させやすいと考えられています。


子供に熱が出て下げてあげたいからといって

過去に病院からもらってとって置いた薬や、市販の解熱剤を飲ませるのは危険です。



いつおこる?何歳の子供に?


怖いのは脳症がおこるのはインフルエンザにかかって短時間でなってしまうケースもある点です。


インフルエンザの簡易検査をおこなって、まだ結果がきちんと判明していないのに脳症の症状が出る子供もいます。


おおよそ

・熱の出初めから、4,5時間~1日内

で症状がでます。

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〇何歳の子どもにおきるの?

多くは

・1~3歳くらいの幼児

が脳症の合併症を引き起こすのが多いです。


・6歳以下の子供

に多くみられますが、新型のインフルエンザだと免疫が過剰に反応するのか


・小学生、中学生、高校生

の大きな子供もインフルエンザ脳症にかかる例もみられますから注意しないといけません。



初期症状


以下の3つの症状が出たら脳症が疑われるのですぐに病院に行って検査や治療をして下さい。


・意味不明な言語を話す、異常な行動をする

 そばに親がいるのに親の名前を呼ぶ

夢をみてうなされたかのように意味不明なことをしゃべる

何か幻覚で見えない物や怖い物をみたかのように、姿や形がないものをあると言う


など普段とはちがう行動、言動があります



・けいれんを起こす


  けいれんを5分以上おこした

  身体が揺れた後に、呼びかけても起きない



・意識障害

 寝たままのように軽く起こしても起きない

 ボーっと寝たような状態が続く


になります。


なるべく早く発見してすぐに病院でみてもらうのが1番です。

重篤化すると命にかかわる例もあります。


またインフルエンザにまだかかっているかどうか分からない状態でも
幼稚園や保育園など周りで流行しているのなら


熱が出て、上の症状が出たのなら、インフルエンザ脳症の恐れがあります。


検査で陽性が出るまでに少しタイムラグがあるため、インフルエンザと正確に診断されない前に


脳症になっていることもあるんですね。


小さい子供をもつ親御さんは息子や娘が上の症状をおこしていないか注意して下さい。

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