保護者懇談会 司会進行【コツとやり方】小中学校幼稚保育園で
保護者会や学級懇談会の司会の役割を任された時の進め方や注意点を解説します。
・司会は出席者全員に目配りして、いかにみんなに話してもらうかが大事
テレビの司会者で例えれば、タモリのように「自分がどんどん出ていって話すよりは
それぞれの話者がたくさん話せるように調整する・話の呼び水を作る役割になってください。
話し好きな人がべらべらと1人で長時間しゃべるより、色んな人の意見が出て盛り上がる方がいい司会をしたといえます。
・漠然とした質問にしない、話しやすい話題からスタート
「子供さんの様子で気になることはありますか?」
「小学生にとってお父さんはどんな役割だといいのでしょうか?」
など漠然とし過ぎた内容だと、「何を話せばいいんだろう?」とみんな一瞬考えてしまいます。
ですからもっと質問内容を限定させて
「この前の学芸会の感想から聞こうと思います。観にこれなかったお母さんは、お子さんが前後の準備や家庭での感想はどんな様子だったか聞かせてくださいね。」
といった具合に、限定した質問からスタートするとウォーミングアップにいいと思います。
・口調や表現をかたくし過ぎない
僭越ながら本日の司会を仰せつかった内藤でございます。。。みなさんの忌憚のない活発な意見を期待しております。。。
のようなかたい表現だと、「何か立派なことを言わないといけない」と身構えてしまいます。
そうでなく、もっと和やかな雰囲気になるよう、「うちの子は家でゲームばかりで手伝いをしないので困っています。
みなさんの家庭ではお家の手伝いと遊びはどんな風にやっていますか?」
のように自分の失敗談やゆるい表現を使うと、参加する保護者も話ししやすくなります。
・話題の流れや目安をメモぐらいで考えておく
話し好きの人が集まっていれば、時間が余ることはないでしょうが、そうでなく、口数が少ない人が多いと話しが盛り上がらなかったり、カフェでの雑談のように中身がない会になったり、時間が余る可能性もあります。
そうならないために、司会者は
・どんな話題をするか
をメモがてらに用意しておきます。
そして話が脱線しないように、「今日は〇〇と〇〇の話題について話ができればと思います」
と会の最初にテーマを言っておくといいかもしれません。
もし話がはずまない会であるのなら、司会者の家庭の事や意見を呼び水にしましょう。
「うちの家庭では〇〇ですが、〇〇ちゃんのおうちではいかがですか?」
「私はこう考えるのですが、〇〇さんのお母さんはいかがですか?」などとやります。
・会の初めに挨拶、意見のまとめ、時には先生の意見も聞く
会の初めには
「今日の保護者会を始めたいと思います。みなさん本日はご参加いただきありがとうございます。」
最後には
「本日の懇親会を終了したいと思います。みなさん積極的な意見をだしていただきありがとうございました」
と司会がまとめると、会もグダグダにならず、締まった印象になります。
そして意見がでそろったら
「話をまとめると、〇〇の意見が多いようですね」とか
「〇〇という意見がありますが、先生はどう思われますか」などと
先生の意見も時折聞かせてもらうといいかもしれません。
・相手を否定しない、上から目線にならない
誰かの意見で「うちではこれが困っている。」と出て
「それは間違っている、ここを改善すれば?」と上からの意見をいうと、反感を買うか説教臭く聞こえます。
そうではなく、「うちもそれは困っていましたね、でもそういう時に、〇〇の改善法で解決しましたよ」
と共感を入れつつ、意見をいうと嫌みがなく受け入れてもらいやすいでしょう。
・話をふくらませる
ただ1人ずつあてていって意見を言うだけだとアンケートと同じになっています。
話し合いにはならないので、ひとつの発言からそれがふくらんで、意見を言ってもらい話が広がっていくのが理想です。
「〇〇ちゃんのお母さんからは〇〇という意見がでましたね。なるほどと思いました。ここの部分は確かにありますね。
〇〇さんのお母さんはどう思いますか?」
ただし横道にそれすぎたら、「ただのおしゃべり」の場になってしまいますから、流れがそれすぎていないかは注意して下さい
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・司会は出席者全員に目配りして、いかにみんなに話してもらうかが大事
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テレビの司会者で例えれば、タモリのように「自分がどんどん出ていって話すよりは
それぞれの話者がたくさん話せるように調整する・話の呼び水を作る役割になってください。
話し好きな人がべらべらと1人で長時間しゃべるより、色んな人の意見が出て盛り上がる方がいい司会をしたといえます。
・漠然とした質問にしない、話しやすい話題からスタート
「子供さんの様子で気になることはありますか?」
「小学生にとってお父さんはどんな役割だといいのでしょうか?」
など漠然とし過ぎた内容だと、「何を話せばいいんだろう?」とみんな一瞬考えてしまいます。
ですからもっと質問内容を限定させて
「この前の学芸会の感想から聞こうと思います。観にこれなかったお母さんは、お子さんが前後の準備や家庭での感想はどんな様子だったか聞かせてくださいね。」
といった具合に、限定した質問からスタートするとウォーミングアップにいいと思います。
・口調や表現をかたくし過ぎない
僭越ながら本日の司会を仰せつかった内藤でございます。。。みなさんの忌憚のない活発な意見を期待しております。。。
のようなかたい表現だと、「何か立派なことを言わないといけない」と身構えてしまいます。
そうでなく、もっと和やかな雰囲気になるよう、「うちの子は家でゲームばかりで手伝いをしないので困っています。
みなさんの家庭ではお家の手伝いと遊びはどんな風にやっていますか?」
のように自分の失敗談やゆるい表現を使うと、参加する保護者も話ししやすくなります。
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・話題の流れや目安をメモぐらいで考えておく
話し好きの人が集まっていれば、時間が余ることはないでしょうが、そうでなく、口数が少ない人が多いと話しが盛り上がらなかったり、カフェでの雑談のように中身がない会になったり、時間が余る可能性もあります。
そうならないために、司会者は
・どんな話題をするか
をメモがてらに用意しておきます。
そして話が脱線しないように、「今日は〇〇と〇〇の話題について話ができればと思います」
と会の最初にテーマを言っておくといいかもしれません。
もし話がはずまない会であるのなら、司会者の家庭の事や意見を呼び水にしましょう。
「うちの家庭では〇〇ですが、〇〇ちゃんのおうちではいかがですか?」
「私はこう考えるのですが、〇〇さんのお母さんはいかがですか?」などとやります。
・会の初めに挨拶、意見のまとめ、時には先生の意見も聞く
会の初めには
「今日の保護者会を始めたいと思います。みなさん本日はご参加いただきありがとうございます。」
最後には
「本日の懇親会を終了したいと思います。みなさん積極的な意見をだしていただきありがとうございました」
と司会がまとめると、会もグダグダにならず、締まった印象になります。
そして意見がでそろったら
「話をまとめると、〇〇の意見が多いようですね」とか
「〇〇という意見がありますが、先生はどう思われますか」などと
先生の意見も時折聞かせてもらうといいかもしれません。
・相手を否定しない、上から目線にならない
誰かの意見で「うちではこれが困っている。」と出て
「それは間違っている、ここを改善すれば?」と上からの意見をいうと、反感を買うか説教臭く聞こえます。
そうではなく、「うちもそれは困っていましたね、でもそういう時に、〇〇の改善法で解決しましたよ」
と共感を入れつつ、意見をいうと嫌みがなく受け入れてもらいやすいでしょう。
・話をふくらませる
ただ1人ずつあてていって意見を言うだけだとアンケートと同じになっています。
話し合いにはならないので、ひとつの発言からそれがふくらんで、意見を言ってもらい話が広がっていくのが理想です。
「〇〇ちゃんのお母さんからは〇〇という意見がでましたね。なるほどと思いました。ここの部分は確かにありますね。
〇〇さんのお母さんはどう思いますか?」
ただし横道にそれすぎたら、「ただのおしゃべり」の場になってしまいますから、流れがそれすぎていないかは注意して下さい