耳鼻科 耳垢掃除【心配な方に!】伝え方や痛み・料金や方法は
耳が聞こえにくい気がする、耳かすだけ取ってもらうことはできるの?
痛みはあるの?ちょっと恥ずかしい気がする、なんだか不安
という方に耳鼻科の耳掃除の解説ができればと思います。下に僕の体験談もあります。
耳鼻科で耳あか掃除はやってくれるのか?
普通にとってくれます
耳が聞こえにくい理由が「耳あかが詰まっているから」という方もいますし、
自分では取りにくく聞こえが悪いままの時もあるからです。特に異常がなくともやってくれます。
耳鼻科のお医者さんも「やっています」と答えています。
今回、耳鼻科に来院する前に電話で問合せをしました。
「すみません。耳鼻科で耳あかの掃除を行なってくれるのでしょうか?」
と聞いてみたところ、電話に出た女性から
「大丈夫ですよ~」
と明るい声で言われました。
子供じゃなく20歳を過ぎた大人でもいいのか?
→大丈夫です
耳鼻科医に聞いたところ、「うちには、耳あかだけ取りに来る人もいるよ」とのことです。
珍しいことでなく、普通に定期的に耳あか取りのために来る人もいるとのことです。
耳鼻科で耳掃除するのは、笑われたりしないか?恥ずかしいことなのか?
→恥ずかしいことではありません
むしろ僕はスッキリして良いです。
僕は1年くらい忙しくて耳掃除をせずに放置して、大量に耳垢が耳鼻科で発掘されたことがあります。羞恥心がないかもしれませんが(笑)、何とも思いません。
また歯医者が、黄色くなった歯や歯石だらけの歯、真っ黒の虫歯を
見て治療して何とも思わないのと同じく
耳鼻科医や看護師さんが、水っぽい耳垢やちょっと多めな耳垢を見ても見慣れてるでしょう。
また普段から取りに来る人もいるので、珍しくないですし、気にもしてないとのことです。
むしろ耳のプロであるお医者さんに器具を使って取ってもらった後の耳の聞こえの良さ、スッキリした爽快感があるので、ちょっと楽しみでもあります。
自分で綿棒などでやると取りにくいですし、外耳を傷めてしまう恐れもあるので
プロであるお医者さんにやってもらった方がいい、と思っているのもあります。
病院では何のために来たと伝えればいいか?
僕は、「耳掃除をだいぶしていない。耳垢が詰まって取ってほしいので来ました!」
とド直球で受付で伝えてます。
それでも普通に掃除してくれます。
もっとマイルドな伝え方としては
「自分で耳掃除をしたが、奥でゴロゴロと音がする、自分で取れないので来ました」
「聞こえにくい、耳垢が詰まっている感じがする」
「ゴソゴソして気持ち悪い」
と言ってもいいと思います。
恥ずかしいからといって、本当はなさそうな症状を伝えてしまうと、
聴力検査やら色んな検査をされてしまい、料金が高くなってしまうので、正直にありのままの症状を伝えればいいと思います。
またこの目的で行くのなら、大学病院や大手病院でなく、なるべく
個人開業医や街の病院に行った方がいいと思います。
痛みはあるか?
痛みは個人的な感じ方なので何ともいいにくいですが、僕の感想としては、ほとんど痛みはありません。
耳あかが溜まっていた時に、金具のようなもので取りだされた時は
「チクッ」としたちょっとした感じはありました。
何度もやってもらってますが、耳掃除をしていれば普通に感じる程度の感覚で、特別「うおー痛い」と思ったことはありません。
金具を耳の中に入れるのと、耳にへばりついたモノをつまんだりして
取りだすのですから、多少の「チクッとした感じ」は出ます。
鼓膜の近くで奥にへばりついた取りにくい耳かすがある人だと、ちょっと痛いと思われるケースもあります。
ちなみに今回の体験談で書いた病院ではまったく痛みはなく
耳かすを取ってもらえました。
あとは病院によって、処置の方法が違います。
ある時は空気で吸い取る機械でやった時には
痛みはまったくなく、スカっときれいに全部取れたのを覚えています。
ただ虫歯で歯医者に行くなんかよりは全然ラクだとは思います。
料金や診療はどのくらいの時間かかる?
通院は必要か?手術はあるか?
料金
症状やどんな器具を使うかによりますが
・おおよそ 千円前後
となります。
僕が行った時の料金は初診料と治療代をあわせて
・1300円
でした。その時のレシートは下です。
他の耳鼻科で料金を問い合わせもしまして聞きましたが
・耳垢そうじだけなら1000円前後で、他に耳の症状があれば料金が変わってくる
だそうです。
病院ではどのくらいの時間かかるか
どんな処置方法でするか、耳の状態がどうかで変わってきます。僕は待ち時間を抜きにすれば、数分もかからない感じです。
カサカサした乾燥タイプの耳カスなので時間はかかりにくいです。
耳垢水(点耳薬)という、耳の穴にたらす薬でやる場合は、1回で終わらせてくれる場合、2回行く必要が出る場合もあります。
点耳薬はこれで耳くそをとり除くというより、フヤフヤにして器具や吸引器で取りやすくするための薬です。
例としては
例2
1回目 耳の状態を見てもらう、点耳薬を処方される
2回目 違う日にその薬を家でたらした状態で、耳鼻科に行き取ってもらう
というパターンもあります。
今回の体験談で行った時は病院が空いていて、待ち時間を合わせても20分かかりませんでした。また
・通院は特に必要ないと思われます。カスを取るだけなので何度も通う話ではないためです。
仮に違う病気が見つかったり、耳に傷がついていたら違ってくるとは思います。
また麻酔をして手術をするといった話は聞いたことがありません。
どんな器具で
金具でできたピンセット
鉗子(かんし)といって、耳あかを取り出す器具
などで処置を行います。
僕の体験談
家の近くの耳鼻科を調べて行きました。
受付で用件を伝えました。
「初診です。耳あかが詰まって聞こえにくいので、耳の中の掃除をお願いしたくて来ました。」と伝えます。
問診票を渡されて記入しました。
症状を書く欄がなかったので、カッコの部分に
「耳あかが詰まっている、取ってほしい」
と書いておきました。
記入後、10分もしないうちに診察室に呼ばれました。
椅子に座り、お医者さんに症状を伝えます。
「耳あかを長らく取っていないくて、聞こえが悪いので取ってください」と言いました。
そうすると「そうなんですね。右と左どちらが聞こえませんか?」
と質問されました。
「両方です」と伝えます。
分かりました。とお医者さんに言われ、銀色のピンセットのような もので
「右耳からいきますね。右耳が見えるように首を少し傾けて座ってください」
と言われたので指示の通りに。
そうすると、すごい量の耳垢が出てました。
どうやら、耳垢の量が多く、耳栓のように詰まって、聞こえを悪くしていたようです。
取り終った後には、耳栓やイヤホンを取ったかのような、音のクリアさが戻りました。
続いて左耳も同じくやってもらいました。 5分もしないうちに施術は終わりました。
帰りに会計をすませて、病院を後にしました。