インフルエンザ子供の症状2015【基本の対策と予防法は?】
インフルエンザのシーズンでハイリスク(かかると大変)な年代は
・子供
・妊婦・お年寄り・持病がある人
です。このうちの子どもがかかった場合の対処法や予防法や注意点をお伝えします。
・小さな子供は抵抗力が弱い、重篤化(=症状が重く)しやすい
・乳幼児はインフルエンザ脳症といって死亡リスクが高い合併症になる子が少なからずいる
インフルエンザはもとから若年者がかかりやすいのですが、小さい子供がかかると
抵抗力が成人にくらべれば弱いのでそれだけリスクが高いです。
だから日頃の予防と、かかってからの素早い対処が大切になります。
また下で解説しますが、インフルエンザ脳症といって早く治療をしないと10~30%が死亡する怖い合併症になる乳幼児がいますから特に注意が必要です。
子どもがインフルエンザかどうかを簡易的にチェックするリストをお知らせします。
まちがいやすい子供が高い熱が出る病気では
・突発性発疹
があります。
インフルエンザと同じように40度近い高い熱が3、4日続きますが
その割には元気さがあり、全身の症状はひどくないです。赤い発疹が体にでます。
インフルエンザは下の症状のように、もっと全身の症状がひどく
突発性発疹の熱とは違いがあります。
これらの症状があるか当てはめてください。
症状は個人差がありますから、たとえ軽そうでも
・あまり食べ物を食べたがらない
・体がだるそう
などいつもと様子がちがうな~と思ったら、早めに相談の問い合わせや病院の受診を検討するのが大切です。
また最初はそうじゃなくても、時間の経過とともにこれらの症状になっていないかも気をつけてください。
もし日にちが経って、症状が出たらインフルエンザか他の病気も疑われるので、病院に子供を連れていきましょう。
・1 すぐに病院を受診。医師から適切な治療をうける(●リンク)
・ 看病の仕方 (●リンク)
・ 食事のとらせ方 (●リンク)
・ 熱の上がり方 (●リンク)
・ 参考 インフルエンザ脳症とは (●リンク)
自宅では
・2 水分をたくさんとらせる
・4 寝かせて安静にさせる。睡眠をたっぷりとらせる
・3 親が子どもの様子をちゃんとみる。呼吸の回数、意識の状態、熱の変化に注意
・5 汗が出るので着替えはこまめに
に気を配って下さい。
2
経口補水液といって食塩やブドウ糖が入った水をたくさん飲ませます。
症状がひどいなら点滴を受ける場合もあります。
4
風邪やインフルエンザなどのウイルスが原因の病気は、薬が出されても対症療法(菌をころすのでなく増えるのをおさえる)ものです。
体に備わる力でウイルスをやっつけようとします。
だから基本は安静にしてゆっくり寝て、体を休めるのが大切です。
まだ未発達な子供は、大人より熱が出た時の、疲れ方や体力の消耗も大きいです。
布団に寝かせて休ませて、たっぷり寝させるのが治療の基本となります。
3
子どもは言葉の数や表現力がまだ足りないですから、症状がひどくても自分でうまくしゃべってくれないかもしれません。
その分で親がちゃんと様子を見ておきましょう。
寝かせてつぶさに見ながら、
呼吸が浅く早くないか、熱がどのくらいか意識がもうろうとなっていないか、特に意識してください。
5
発熱があると汗をびっしょりかきます。
たくさんかいた汗で衣服が冷えて、体を冷ましてしまわないよう
マメに着替えをさせるようにして下さい。
・汗を吸い込みやすい服があればそれを
・子供の部屋や近くに着替えを置いてすぐに取り出せるように
・着替えで服をぬがせたら、ぐずらなければ汗を温かいタオルでふいてあげる
ようにしましょう。
・乳児にワクチンはダメ
・家族がワクチンを打つ。もちこまない
・濡れティッシュでケア
をお話しします。
・乳児に予防接種はできない
生後から6か月までの赤ちゃんにワクチンの予防接種するのは認められていません。
だから家族がインフルエンザにかからない、持ち込まないのが大切です。
小さな赤ちゃんを守るためには
・家族みんながワクチンを打つ
のが大事です。旦那さんが通勤電車や会社でインフルエンザにかかってしまったら大変ですし
お兄ちゃんお姉ちゃんがいるのなら幼稚園や保育園でもらわないようにしましょう。
ワクチンを打って予防しましょう。
他の予防策としては
・赤ちゃんを人が多く集まる場所に行かせない
・手を塗れティッシュでふいてやる
→赤ちゃんはすぐに色んなものをなめたり、ハイハイで手をつきながら歩きますが、
すごく気にする必要はありません。ウイルスは外気に触れて乾燥すると4,5時間で死にます。
口元にもってきやすい手を塗れティッシュで手入れしてあげましょう
あとはもしかかった人がいて家族に乳児がいるのなら
・かかった人を乳児の近くに寄せない、隔離する
ようにしましょう。
〇子どもの予防
・免疫力をアップさせる生活を普段から心がけさせる
・早寝早起き
・人ごみに行かせない
・マスクをつける
・手洗いうがいを徹底させる
などを励行しましょう。
スポンサーリンク・子供
・妊婦・お年寄り・持病がある人
です。このうちの子どもがかかった場合の対処法や予防法や注意点をお伝えします。
子どもとインフルエンザの考え方
・小さな子供は抵抗力が弱い、重篤化(=症状が重く)しやすい
・乳幼児はインフルエンザ脳症といって死亡リスクが高い合併症になる子が少なからずいる
インフルエンザはもとから若年者がかかりやすいのですが、小さい子供がかかると
抵抗力が成人にくらべれば弱いのでそれだけリスクが高いです。
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だから日頃の予防と、かかってからの素早い対処が大切になります。
また下で解説しますが、インフルエンザ脳症といって早く治療をしないと10~30%が死亡する怖い合併症になる乳幼児がいますから特に注意が必要です。
チェック
子どもがインフルエンザかどうかを簡易的にチェックするリストをお知らせします。
まちがいやすい子供が高い熱が出る病気では
・突発性発疹
があります。
インフルエンザと同じように40度近い高い熱が3、4日続きますが
その割には元気さがあり、全身の症状はひどくないです。赤い発疹が体にでます。
インフルエンザは下の症状のように、もっと全身の症状がひどく
突発性発疹の熱とは違いがあります。
リスト
・急な発熱
鼻かぜはくしゃみや咳が出ますが、熱はそれほど高くまであがりません。しかしインフルエンザはいきなり高い熱が出るんですね。
・3日以上、熱が続いて下がらない
・症状がよくならず、日ごとに悪くなった
・呼吸がはやく、ゼーゼーと息が苦しそうだ
・顔が青白くて生気がない or 肝臓が悪いような黄色ばんだ土血色に顏色になっている
・大便が下痢
ゲロを吐いた
・ケイレンで体が揺れている
意識レベルが低下している
よく分からない言葉を話しだした
他 だるさ・関節の痛み・頭痛・喉の痛み、せき
・急な発熱
鼻かぜはくしゃみや咳が出ますが、熱はそれほど高くまであがりません。しかしインフルエンザはいきなり高い熱が出るんですね。
・3日以上、熱が続いて下がらない
・症状がよくならず、日ごとに悪くなった
・呼吸がはやく、ゼーゼーと息が苦しそうだ
・顔が青白くて生気がない or 肝臓が悪いような黄色ばんだ土血色に顏色になっている
・大便が下痢
ゲロを吐いた
・ケイレンで体が揺れている
意識レベルが低下している
よく分からない言葉を話しだした
他 だるさ・関節の痛み・頭痛・喉の痛み、せき
これらの症状があるか当てはめてください。
症状は個人差がありますから、たとえ軽そうでも
・あまり食べ物を食べたがらない
・体がだるそう
などいつもと様子がちがうな~と思ったら、早めに相談の問い合わせや病院の受診を検討するのが大切です。
また最初はそうじゃなくても、時間の経過とともにこれらの症状になっていないかも気をつけてください。
もし日にちが経って、症状が出たらインフルエンザか他の病気も疑われるので、病院に子供を連れていきましょう。
もし子供がかかったら
・1 すぐに病院を受診。医師から適切な治療をうける(●リンク)
・ 看病の仕方 (●リンク)
・ 食事のとらせ方 (●リンク)
・ 熱の上がり方 (●リンク)
・ 参考 インフルエンザ脳症とは (●リンク)
自宅では
・2 水分をたくさんとらせる
・4 寝かせて安静にさせる。睡眠をたっぷりとらせる
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・3 親が子どもの様子をちゃんとみる。呼吸の回数、意識の状態、熱の変化に注意
・5 汗が出るので着替えはこまめに
に気を配って下さい。
2
経口補水液といって食塩やブドウ糖が入った水をたくさん飲ませます。
症状がひどいなら点滴を受ける場合もあります。
4
風邪やインフルエンザなどのウイルスが原因の病気は、薬が出されても対症療法(菌をころすのでなく増えるのをおさえる)ものです。
体に備わる力でウイルスをやっつけようとします。
だから基本は安静にしてゆっくり寝て、体を休めるのが大切です。
まだ未発達な子供は、大人より熱が出た時の、疲れ方や体力の消耗も大きいです。
布団に寝かせて休ませて、たっぷり寝させるのが治療の基本となります。
3
子どもは言葉の数や表現力がまだ足りないですから、症状がひどくても自分でうまくしゃべってくれないかもしれません。
その分で親がちゃんと様子を見ておきましょう。
寝かせてつぶさに見ながら、
呼吸が浅く早くないか、熱がどのくらいか意識がもうろうとなっていないか、特に意識してください。
5
発熱があると汗をびっしょりかきます。
たくさんかいた汗で衣服が冷えて、体を冷ましてしまわないよう
マメに着替えをさせるようにして下さい。
・汗を吸い込みやすい服があればそれを
・子供の部屋や近くに着替えを置いてすぐに取り出せるように
・着替えで服をぬがせたら、ぐずらなければ汗を温かいタオルでふいてあげる
ようにしましょう。
乳児と子供の予防法
・乳児にワクチンはダメ
・家族がワクチンを打つ。もちこまない
・濡れティッシュでケア
をお話しします。
・乳児に予防接種はできない
生後から6か月までの赤ちゃんにワクチンの予防接種するのは認められていません。
だから家族がインフルエンザにかからない、持ち込まないのが大切です。
小さな赤ちゃんを守るためには
・家族みんながワクチンを打つ
のが大事です。旦那さんが通勤電車や会社でインフルエンザにかかってしまったら大変ですし
お兄ちゃんお姉ちゃんがいるのなら幼稚園や保育園でもらわないようにしましょう。
ワクチンを打って予防しましょう。
他の予防策としては
・赤ちゃんを人が多く集まる場所に行かせない
・手を塗れティッシュでふいてやる
→赤ちゃんはすぐに色んなものをなめたり、ハイハイで手をつきながら歩きますが、
すごく気にする必要はありません。ウイルスは外気に触れて乾燥すると4,5時間で死にます。
口元にもってきやすい手を塗れティッシュで手入れしてあげましょう
あとはもしかかった人がいて家族に乳児がいるのなら
・かかった人を乳児の近くに寄せない、隔離する
ようにしましょう。
〇子どもの予防
・免疫力をアップさせる生活を普段から心がけさせる
・早寝早起き
・人ごみに行かせない
・マスクをつける
・手洗いうがいを徹底させる
などを励行しましょう。