TPP参加国の一覧【わかる!】各国のメリットや数・GDPは?

このページではTPPにどんな参加国があってなぜ参加するのかの理由と


GDPなどの経済規模、不参加の国はなぜしないのかを解説していきます。


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出典



参加国の一覧 12か国



アジア



ベトナム・シンガポール・ブルネイ・マレーシア


日本



オセアニア



オーストラリア・ニュージーランド



北米



カナダ・アメリカ合衆国



南米



メキシコ・ペルー・チリ




上の国々をみてどんなことを思うでしょうか?



どんな共通点があるでしょうね。



TPPの日本語の正式名は


環太平洋経済連携協定です。



『環太平洋』+経済連携協定




環太平洋 → 太平洋のまわりにある国々って



ついてますからぐるっと太平洋を囲んだ国々がメンバーとして参加しているのが分かります。


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参加の理由の基本



まずは簡単にいいますね。何で上の11か国はTPPに参加したいかといえば



・参加すれば自分の国に得があるから  (メリット)



・参加しないと損をするかもしれないから  (損)



・参加したら受けるかもしれないデメリット (デメリット)



この3つの理由もしくはどれかを天びんにかけて参加しようと決めたんですね。



オセアニア  

オーストラリア →人口:2014万人  GDP:世界12位

ニュージーランド→人口:500万人  GDP:世界55位



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この2つの国の特徴は


牛乳・チーズ・バターなどの乳製品


砂糖


牛肉(オーストラリア)



の品が、他国よりたくさん作っていて価格も安いので



これらをもっと外国でたくさん売れるようになって


自国の経済をもっと豊かにしたい、という理由があり参加を表明しました。




この2か国は牧畜で有名な国です。



チーズや牛乳の乳牛や焼き肉用の牛肉で有名です。



他にも羊や小麦の生産も多いんですね。


農産物の輸出が多いんですね。




オーストラリアはオージービーフの牛肉で有名ですね。


ニュージーランドは豊かな自然を活かして



農林水産物を外国に販売して稼いでいる国です。



外国に輸出する物のうち、7割が農林水産物です。


自動車や工業製品を工場で作って外国に販売する日本とは全然違います。




東南アジア シンガポール → 人口:500万人  GDP:世界36位

マレーシア → 人口:3000万人  GDP:世界35位

ベトナム → 人口:9100万人  GDP:世界56位

ブルネイ → 人口:41万人  GDP:世界165位



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・中国とインドの経済が大きくなってアジアや世界の中で、自分たちの立場が小さくなりつつある



それを打開するために、TPPに参加して、中継地点としての役割を強めたい




シンガポール



シンガポールは小国でありながら貿易立国・中継地点として栄えている国です。



国土はせまいので野菜や穀物をつくる農業という産業はほぼありません。



人口は500万人くらいしかいないのに、どうやって栄えているかといえば


外国の工場がシンガポールに進出して工場を作ってモノを製造してもらって税金をおさめてもらったり



外国の金融の会社が進出してシンガポールに会社を設立したり



シンガポールの港に船が立ち寄って、荷を積み替えたり、中継の地点として物流の拠点の役割


をもったりするのをもっているんですね。




シンガポールには農業などの自国で保護しないといけない産業はほとんどないです。むしろ



TPPのような貿易の仲良しグループに入れないとなると、貿易で成り立っている国ですからそれは死を意味するんですね。




だから参加しない理由はありません。むしろ1国でも参加国を増やそうと積極的に音頭役になってるんですね。


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マレーシア



ライバル シンガポールに遅れたくない。輸出で成り立つ国として存在感を高めたい



マレーシアの人口は3000万人くらいとそんなに大きくありません。



隣のライバル国 シンガポールはTPPの先頭をいく国でそのライバル心から参加を決めたと思われています。



シンガポールは自国がせまく、人口が500万人しかいないにもかかわらず、貿易の中継地点としてまた金融センターとして栄えています。



マレーシアもシンガポールほどではないですが、中継地点として重宝されています。




そのシンガポールがTPPに参加するのですから、自国が参加しなければ競争に負けてしまう、地位が低下してしまうと考えて参加を決めました。




ベトナム



領土問題を中国と抱えている。中国との過度な貿易依存を弱めたい




中国とベトナムは南シナ海での領土問題があり、領土をめぐって船同士がぶつかりあう出来事もあったり緊張状態が続いています。




しかし実は日本と中国との関係と似ていますが、仲が悪くとも両国の経済の結び付きは強いんですね。



ベトナムの工場で製品や加工品をつくるために仕入れる材料や部品の金額のトップが中国からなんですね!




おおよそ1兆2千億円くらいとも言われてます。



この数字はベトナムの貿易の赤字額とほぼ同じ金額ですから、いかに大きいかがわかります。




TPPに参加することで、他のアジアや北南米との貿易がしやすくなりますから



中国に依存し過ぎたのを下げたい、と思って参加を決めたんです。




南米 ペルー メキシコ チリ



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チリ → 人口:1800万人  GDP:世界42位

ペルー → 3100万人  GDP:世界53位



 ・銅や亜鉛などの鉱物以外の農産物を産業に育てたい


 ・自国がせまい、人口が少ない欠点をへらしたい


の理由があります。





チリやペルーの外国に販売する取引額(輸出額)のメインは「鉱物資源」に頼ってるんですね。



チリは外国に販売する(輸出する)額のうち、5,6割が銅などの鉱物



ペルーは銅や金と、亜鉛などの加工品などが7、8割


を占めています。



このような鉱物資源は掘りつくしてしまえば終わりですし、価格が大きく下がってしまえば大変に損をしてしまうのです。




鉱物資源ばかりに頼らずに、農林水産物を外国に販売して稼げるようになりたいと思い参加を決めました




チリはサーモンの魚、オリーブオイルや果物も有名です




ペルーは野菜のアスパラガス、山地で取れる健康食品の原料が有名です。



これらを有力な輸出品として力をつけたいと思っているんですね。




もう1つの理由は


外国の中継地点になって外国の人にビジネスでたくさん来てもらったり、商売のやり取りをチリでおこなってもらうことで、少ない人口を補おうとする点です




チリの人口は1700万人弱で、近くのブラジル(1億9000万)、コロンビア(4000万人)


と見劣りする規模なんです。



チリ国内でいくら頑張ったとしても、10倍の人口があるブラジルなどには負けちゃうのです。




だからTPPに加盟して、広く外国と自由にビジネスが出来るようになれば


太平洋を接して、アジアと中南米の国の間に位置しますから



中継地点として自分たちの国の役割が大きくなるのではないか、と期待してるんですね。




ペルーもこのチリの戦略を真似る形をしたのが参加の理由の1つです。





メキシコ → 人口:1億2千万人  GDP:世界15位



・お隣のアメリカ合衆国との強すぎる経済の結びつきを何とかしたい



・もっと他の国に自分の国のモノを販売して取引する国を増やしたい



・これから経済が成長するアジア国との取引を増やしたい



メキシコのTPP参加の理由はこんな狙いがあります。




メキシコが外国に販売する農産物や工場でつくった製品の全体のうちなんと8割がお隣のアメリカ合衆国との取引額なんです!




隣のアメリカさんとばかり取引をしているんです。



これだとアメリカに嫌われたら商売がしづらくなるからこの比率を下げたい



成長するアジアの国々もTPPに参加してますから



TPPでアジアの国々とも取引を増やして経済を豊かにしたい



アメリカばかりにペコペコして商売するのをやめたい


と思って参加するんですね。

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