夏風邪2016症状と原因!子供大人の咳と高熱は?【冷房に注意】
風邪といえば冬ですが、夏の熱い季節にもひくことがあります。
小さな子供や夏休み中にひいちゃうと親としては心配です。
原因や治療法を紹介したいと思います。
夏風邪の原因
風邪とひとくちにいってもなぜかかるかといえば原因はウイルスなんですね。
100種類以上のウイルスのどれかにかかると特有の症状、咳や熱が出たりします。
子供が夏に特にかかりやすいウイルスは
・コクサッキーウイルス、エンテロウイルス →手足口病という病気をを引き起こす
・アデノウイルス →プール熱という風邪の病気の原因に
・エコーウイルス、コクサッキーウイルス → ヘルパンギーナ
・アデノウイルス →プール熱という風邪の病気の原因に
・エコーウイルス、コクサッキーウイルス → ヘルパンギーナ
大人は
・ライノウイルス
というタイプが夏風邪を多く引き起こします。
これらのウイルスは寒さに弱いので冬はあまり流行りません。かわりに気温が上がる夏に
動きが活発化して運悪くかかってしまうと夏風邪の症状を出すんですね。時期は6~8月ごろです。
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次に上の4つをひとつずつ解説します。
大人の夏風邪は冷房に当たり過ぎか夏バテが原因か
ライノウイルスの風邪の症状の特徴は
・熱が高いわりに咳やタンの回数は少なめ、鼻水はでる
になります。
ライノウイルスは温度が低いのを好むため、体温がより高くなるのどや口元には進まず、鼻にとどまって症状をおこします。
大人が夏風邪になる原因は
(1)冷房の当たりすぎ
(2)夏バテ
の2つが多いです。
夏になるとコンビニやオフィスの中は20℃に近い温度で涼しく設定されているのにいったん外に出たら、
午後の1番熱い時間帯だと30℃を超えて40℃近くまであがったりする日もありますね。
そのギャップに体がついていけず、神経に変調をきたし、食欲が落ちたり疲れがたまりやすくなって
免疫力が落ちて、風邪のウイルスに感染しやすくなります。
夏バテは、人間の体は寒い冬も暑い夏も体温を平熱に保とうと頑張ります。
そうすると極端に暑い夏だと汗をたくさん流して、熱を体内から出して高まった体温を下げようと働きます。
そちらの動きに体のエネルギーをたくさん使うために
胃液の分泌がダウンして食欲が落ちて、体のメカニズムや免疫が落ちて夏風邪にかかってしまうんですね。
手足口病 乳幼児は注意
名前のとおり、体の
手のひら と 足の裏 に発疹(ポツポツができる)
口の中 に 水疱(すいほう)
ができつつ風邪の症状がでる病気です。
症状は
熱は出ても38度以下。出ないことも多いです。出てもひどくならず2日くらいで下がります
手や足の発疹はかゆみがちょっとでて、ひどいと手や足だけでなく、おしりや腰や背中あたりにもでます
口の水ほうは口全体にできます。口の中の歯茎、唇、ほっぺの裏側、のど等にもいじるとブチュっとつぶれるのでやり過ぎないようにしてください。
しみて痛いと言うかもしれません。
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だいたい治るまでは1週間程度かかります。
無菌性髄膜炎という合併症で死亡する子もいるので注意です。
うつる経路は、つばの飛沫やトイレの便での感染です。乳幼児が集まる保育園や幼稚園で一斉に感染してしまうこともあります。
なかなか予防するのは難しいですが、手洗いやうがいをしっかりさせて菌を入れないようにしましょう。
またもしかかって水ほうが出ているのなら、他の家族にうつしてしまうのでお風呂は避けた方がいいでしょう。
食べ物は水ほうがしみるので食べずらいと思います。
ゼリーやプリン、流動食など喉に通りやすい食事を与えますが
もし食べたがらないのなら症状がおさまるまで様子をみて、水分補給をしっかりさせましょう。
ヘルパンギーナ 高熱が特徴
熱が39度近くまで上がる子もいて、高い熱が出るのが特徴です。
手足口病のようにすぐに下がらず、数日も高い熱が続きます。
また人によっては、のどのあたりに、水ほうができます。口内炎のようにつぶれて痛くなり
食べ物が食べにくいと訴える子もいます。けいれんで体が震えるケースも。
治るまで1週間くらいかかり、高熱のあとは微熱が何日か続きます。
〇プール熱
子供が夏休みに楽しみにする「プール」を媒介にうつるためこの名称がつきました。
熱は38~40度まで上がります。
また特徴的な症状は
のどの炎症
結膜炎
を起こします。
熱とのどが赤くなる、結膜炎の3つがでます。
かかりやすいのはプールで遊ぶようになった子供。小学生や幼児です。
おおよそ数日から7日程度でなおります。
〇自分で完全に診断するのは難しいので早めに受診を特徴的な症状は説明しましたが素人でどの病名かを判断するのは難しいです。
子供の夏風邪はけいれんや死亡の例もあり重篤化するリスクもありますから、早めにお医者さんに受診をさせてあげてください。